仕様とデータ
製品紹介と定義
当社の製品は、一般的にタッキーマットまたは剥離式フロアマットとも呼ばれ、特殊配合の感圧接着剤をコーティングした使い捨てポリエチレンフィルムシートを積層した構造です。大きな汚れを払い落とすだけの一般的な玄関マットとは異なり、粘着フロアマットは床面用途において、微細な粒子を能動的に捕捉し保持します。最上層がほこりで汚れたら、番号付きタブからその層を剥がすだけで、下から新しい清潔なシートが現れます。
これは、汚染管理用マットとして最も効率的で、メンテナンスの手間が少ないソリューションです。
クイックスペック:素材・層数・粘着剤
当社のマットは、頻繁な人の往来にも耐えながら、安定した性能を発揮できるよう設計されています。以下は、当社のLDPE粘着マットの主な仕様概要です。
- 素材: 耐久性がありながら剥がしやすい、高品質の低密度ポリエチレン(LDPE)フィルムを使用しています。
- 層数: 標準的な30層粘着マット仕様で、一般的な出入口では約1か月分の使用量に相当します。
- 粘着剤: 高粘着性の水溶性アクリル系粘着剤を使用しており、靴底や車輪に糊残りしません。
- 裏面: 全面滑り止め加工の裏面により、マットが床面にしっかり固定され、平らな状態を保ちます。
- サイズ: 18″ × 36″、24″ × 36″、26″ × 45″ など、業界標準サイズをご用意しています。

優れた粉塵保持性能
当社のクリーンルーム用粘着マットは、高品質な感圧接着剤を使用しており、接触した粒子を能動的に捕捉します。単に摩擦に頼るのではなく、粘着性のある表面が靴底やカートの車輪から、ほこり、糸くず、汚れを直接取り除きます。
- 高効率: 足元から持ち込まれる汚染物質を約99%捕捉します。
- 幅広い用途: クリーンルーム、病院、工業施設の出入口に最適です。
- 安定した粘着力: 粘着力はマット全面で安定して維持されます。
管理しやすい番号付きコーナータブ
メンテナンスは、感覚に頼って判断するものではありません。当社の剥離式フロアマットは、それぞれ30層のポリエチレンフィルムで構成されており、各層には見やすい番号付きコーナータブが付いています。
このシステムにより、作業チームは残りのシート枚数をすぐに確認でき、汚れたシートを一度に1枚だけ確実に剥がすことができます。
| 特長 | メリット |
|---|---|
| 連番表示 | 使用状況や在庫レベルを一目で確認できます。 |
| 簡単剥離設計 | 汚れた層を破れることなく簡単に剥がせます。 |
| 廃棄物削減 | 清潔なシートを誤って複数枚剥がしてしまうのを防ぎます。 |
糊残りゼロの安心設計
タッキーマットが捕捉すべきなのは汚れであり、靴ではありません。当社は、ほこりや異物に対しては強力に作用しながら、靴や設備にはやさしい粘着剤を開発しました。
当社の粘着フロアマットから足を離しても、不快な「ベタつき感」はなく、施設内の奥へ粘着剤の残留物を持ち込む心配もありません。
このバランスは、高感度な製造エリアにおける安全性を維持し、二次汚染を防止するうえで非常に重要です。
耐久性の高い構造と優れた耐引裂性
当社の使い捨て粘着マットは、柔軟性と強靭性で知られる低密度ポリエチレン(LDPE)を使用して製造されています。これにより、重量のあるカートの通行や繰り返しの歩行による摩擦にも耐え、破れやシワの発生を防ぎます。
- 滑り止め裏面: 底面層が床にしっかり密着し、使用中にマットがずれたり、たわんだりするのを防ぎます。
- 均一な厚み: 各層は35〜50ミクロンの均一な厚みで、安定した歩行面を提供します。
- 高耐久性能: 方向転換する車輪や作業靴による負荷がかかっても、破れにくい仕様です。

製品仕様
施設に適した粘着フロアマットを選定する際には、汚染管理基準を満たすかどうかを確認するために、技術的な構成を理解することが重要です。当社のマットは、頻繁な歩行やカートの車輪による負荷にも耐え、破れやずれが発生しにくい産業グレードの素材を使用して設計されています。
詳細技術データ表
以下は、当社のクリーンルーム用粘着マットの標準仕様の内訳です。
これらの仕様により、医療、製造、研究室環境において安定した性能を発揮できます。
| 仕様 | 詳細 |
|---|---|
| 基材 | 低密度ポリエチレン(LDPE) |
| 粘着剤タイプ | 水性アクリル系(感圧式) |
| 層数 | 1枚あたり30層の使い捨てシート |
| フィルム厚 | 各層 約35〜50ミクロン |
| 標準サイズ | 18″ x 36″, 24″ x 36″, 26″ x 45″ |
| 粘着力 | 高粘着タイプ(汚染物質の99%を除去) |
フィルム素材・粘着剤タイプ・厚み
当社のタッキーマットは、高品質な**LDPE(低密度ポリエチレン)**で作られています。この素材は、靴底の形状に沿うために必要な柔軟性を備えながら、床面に平らに敷設できる十分な剛性も兼ね備えています。
粘着剤には、特殊な水性アクリル系粘着剤を使用しています。汚れやほこりをしっかり捕捉しながらも、靴底からは簡単に離れるため、粘着剤の残留物が移るのを防ぎます。
- 均一な厚み: 30層の各シートは、35〜50ミクロンの厚みに設計されています。これにより、使用済みシートを剥がした際にも、下の新しい層が損なわれず、すぐに使用できる状態を保ちます
- 番号付きタブ: すべての30層粘着マットには番号付きコーナータブが付いており、使用状況を管理しながら、1回に1枚だけ確実に剥がせます。
引張強度と耐熱性
人の往来が多いエリアでは、耐久性が重要です。当社のクリーンルーム用タッキーマットは高い引張強度を備えており、方向転換するカートの車輪や重量のある産業用ブーツによる摩擦を受けても、破れにくい仕様です。
主に屋内の管理環境向けに設計されていますが、LDPE素材は標準的な室温下で安定しており、温度変化がある環境でも粘着剤が乾燥したり、過度にベタついたりしにくくなっています。
これらの高感度エリアで作業する作業者には、適切なESDラボコートと併用することで、粒子の移動リスクをさらに最小限に抑えることができます。
カラーオプションと包装
視覚的なコントラストは、汚染レベルを確認するうえで役立ちます。当社では、ゾーニング要件に合わせて、粘着フロアマットを複数のカラーでご用意しています。
- ブルー: クリーンルームで業界標準として広く使用されており、ほこりや異物を視認しやすいカラーです。
- ホワイト: 無菌医療環境や、より清潔感のある外観が求められる場所でよく使用されます。
- クリア: ショールームや、既存の床材になじませたいエリアに最適です。
包装は、大量使用時の効率性を考慮して設計されています。マットは通常、4枚入りまたは10枚入りのケースで出荷され、1箱あたり最大300枚の個別シートを提供できます。このバルク包装により、使い捨て粘着マットを安定して確保でき、継続的な作業環境の清浄度維持に役立ちます。
粘着フロアマットの使用場所
当社の粘着フロアマットは、厳格に管理された環境から一般的な施設メンテナンスまで、幅広い用途に対応できます。
人の往来や台車の移動によって「汚れたエリア」から「清潔なエリア」へ移動が発生する場所では、これらのマットが汚染を防ぐための第一防御ラインとして機能します。

クリーンルーム、研究室、医療施設
無菌環境では、微細な粒子であっても製品歩留まりや患者の安全性に影響を与える可能性があります。クリーンルーム用粘着マットは、以下のような現場で標準的な対策として使用されています。
- 半導体製造: ウェーハを粒子欠陥から保護します。
- 製薬研究室: 無菌調製エリアの清浄性維持を支援します。
- 手術室: 手術室内へ侵入する細菌や粉塵の負荷を低減します。
これらの施設では、厳格な汚染管理が求められます。完全に規格に準拠した環境を維持するために、入口用マットとあわせて、剥がしたシート層やその他のクリーンルーム廃棄物を安全に処理できるESDダストボックスなどの適切な廃棄物管理ソリューションを併用することをおすすめします。
建設・改修・産業製造
改修工事では、大量の微細な粉じんが発生します。建設用防塵マットは、石膏ボード粉、木くず、その他の異物を作業区域内に封じ込めるために不可欠です。改修現場の出口に粘着フロアマットを設置することで、作業員が完成済みの部屋や顧客エリアへ汚れを持ち込むのを防ぎます。
- 自動車工場: 塗装仕上げを損なう粉じんの付着を防ぎます。
- データセンター: 高感度なサーバー機器を粉じんから保護します。
- 改修現場: 作業現場と建物内の他エリアを分離するバリアとして機能します。
一般施設・人の往来が多い出入口
より清潔な床環境を実現するために、必ずしも認証取得済みのクリーンルームが必要なわけではありません。ダートグラバーマットは、食品加工工場、包装センター、オフィスのメインエントランスなどでも非常に効果を発揮します。シンプルな剥離式フロアマットは最終的なバリアとして機能し、一般的なカーペット式の泥落としマットでは取り切れない道路の汚れや花粉を捕捉します。これにより、清掃コストを削減できるだけでなく、入口で微粒子を捕集することで、室内空気質をより高く維持できます。
施設に適したマットの選び方
適切な粘着フロアマットを選ぶことは、単に目についた製品パックを購入するだけではありません。汚染管理対策の効果を最大限に引き出すには、使用環境に合わせて仕様を選定する必要があります。半導体工場の設備導入であっても、病院の出入口対策であっても、適切なマットを選ぶことで、効率性と安全性を確保できます。

ホワイトとブルー:適切なカラーの選び方
産業環境において、カラーは見た目だけでなく機能的な役割も果たします。当社では通常、クリーンルーム用粘着マットをブルー、ホワイト、クリアの各色でご用意しており、米国ではブルーとホワイトが業界標準として広く使用されています。
- ブルー粘着フロアマット: 産業製造や電子機器組立で最も一般的に選ばれるカラーです。ブルーの背景は、明るい色のほこりや異物とのコントラストが高く、汚れを視認しやすくします。この視認性により、管理者はダートグラバーマットが正常に機能しているかを目視で確認でき、どのタイミングでシート層が汚れて剥がす必要があるかを正確に判断できます。
- ホワイト粘着マット: 医療、製薬、無菌調製環境で好まれます。ホワイトのマットは清潔で臨床的な印象を与え、無菌ラボの美観にも自然に調和します。濃い色の汚れを確認しやすい一方で、医療施設における明るく衛生的な外観を維持する目的でもよく選ばれます。
30層と60層:通行量に応じた選び方
使い捨て粘着マットを選ぶ際、層数はマット本体をどのくらいの頻度で交換する必要があるかを左右します。当社の標準仕様は30層粘着マットであり、多くの施設にとって最もバランスの取れた選択肢です。
- 30層標準タイプ: 各マットは、粘着剤をコーティングしたLDPEシート30枚で構成されています。中程度の通行量のエリアでは、1日に1枚剥がす場合、約1か月間使用できます。厚みを抑えた設計により、より厚い積層タイプと比べてつまずきのリスクを低減し、カートの車輪や歩行者にとっても安全です。
- 高通行量エリアでの検討: 非常に人の出入りが多く、1シフト中に2〜3回シートを剥がす必要があるような出入口では、より多い層数のタイプを検討する場合もあります。ただし、在庫管理のしやすさという点では、30層タイプが最も扱いやすい仕様です。
厚みにかかわらず、すべてのマットには番号付きコーナータブが付いています。このシステムにより、残りの使用可能枚数をすぐに確認でき、タッキーマットが予期せず不足する事態を防げます。
床面の保護は汚染対策の第一防御ラインですが、汚染のないゾーンを維持するには、衣類からの粒子移動を防ぐために、作業者が適切な帯電防止ウェアを着用することも重要です。
よくある質問
マットは床に粘着剤の跡を残しますか?
いいえ。これはよくある懸念ですが、当社の粘着フロアマットは、この問題を防ぐように設計されています。底面層には、特殊な水溶性の感圧接着剤を採用しており、使用中はマットを床にしっかり固定してずれを防ぎます。一方で、剥がす際にはきれいに剥離できます。
クリーンルーム用タッキーマットをエポキシ床やタイル床で使用する場合でも、粘着剤はLDPEフィルム側に残るよう設計されており、施設の床面や靴底に移りにくくなっています。
マットにフレームは必要ですか?
標準的な使用において、フレームは必ずしも必要ではありません。ただし、使用環境によっては便利な追加アクセサリーとなります。当社の使い捨て粘着マットは、底面全体に粘着シートを備えており、コンクリート、VCT、リノリウムなどの硬く滑らかな床面に直接しっかり固定できるよう設計されています。ただし、人の往来が多いカーペット敷きのエリアに設置する場合や、マットステーションを頻繁に移動する必要がある場合には、フレームを使用することで安定したベースを確保できます。
これらのマットはリサイクル可能ですか?
当社の剥離式フロアマットの主素材は、リサイクル可能なプラスチックである低密度ポリエチレン(LDPE)です。ただし、リサイクル可否は、主にマットが捕集した汚染物質の種類によって異なります。
- 一般用途: 建設用防塵マットとして、または一般的な汚れの除去に使用した場合、フィルムは通常、標準的なプラスチックリサイクルの流れに出すことが可能です。
- 有害環境: 医療施設や生物学研究室で使用し、タッキーマットがバイオハザード物質や有毒化学物質を捕集した場合は、施設の有害廃棄物処理プロトコルに従って廃棄する必要があります。








